
ライター pichan
MetaKozo PR。美容業界にどっぷりハマったのち、MetaKozoのコンセプトやMKDの目指す世界に共感しジョイン。
ライター歴5年。初心者にも分かりやすく、NFTを中心とするWeb3情報を発信します。
Twitter: https://twitter.com/12_pichan
CryptoPunksのビットコイン版が価格急騰し、耳にする機会も増えた「ビットコインNFT」。
今回はイーサリアムブロックチェーンのNFTと比較しながら、初心者にも分かりやすくサクッと解説します!
ビットコインNFTとは?

ビットコインNFTとは、ビットコイン(BTC)のブロックチェーン上で構築できるNFTのこと。
今年2月に「Inscriptions」と呼ばれる仕組みがビットコインのネットワーク上に導入されたことで、このビットコインNFT(別名:Original NFT、ビットコインOriginalsなど)の生成が可能になりました。
ビットコインメインネットへのInscriptionの準備が整った。
InscriptionはNFTのようなものだが、不変かつ分散型、常にオンチェーン、ビットコインネイティブな真のデジタルアーティファクトである。
ケイシー・ロダーモー(Casey Rodarmor)氏 Twitterより
イーサリアム上のNFTとの違い

今流通しているほとんどのNFTはERC-721規格に基づき、イーサリアムブロックチェーン上で作られます。
それらのNFTは多くの場合、イーサリアム上にはそのデータの保存先(URLなど)のみ記録され、画像データはブロックチェーンの外部(自社のサーバーやストレージサービスなど)で管理されます。

一方ビットコインNFTでは全ての情報をビットコイン上に記録するため、ビットコインがなくならない限り、永続的に誰でもアクセスすることができます。
ビットコインNFTの発行方法

ビットコインNFTの発行方法は、①ビットコインノードを運営して、ノード上で発行プログラムを実行する方法と、②プログラミングが不要なノーコードのツールを利用する方法の2つがあります。
前者は複雑な技術が必要となるので、後者のやり方でやることをおすすめします。
発行してみたい!という方は、こちらの動画が分かりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
これからの動向に注目!

ビットコイン版CryptoPunksの価格急騰で一気に話題に上ったビットコインNFTですが、コストや参入障壁の観点から、まだまだ課題もたくさんあります。
この新しい技術が今後どう動いていくのか、一緒に注目しておきましょう!

