OpenSea NFTをオファーで買う方法

ライター どんぐり嫁

『Web3.0の時代はくるんだ!』と旦那に説得され、2022年10月にNFT参入した主婦。知らず嫌いで敬遠されがちなこの世界を、常に初心者目線で情報をかみ砕いて発信していきます☆

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『オファーで買う』とは、『この値段で買いたいです!』とそのNFTの所有者に対して価格を提示して、あわよくば希望の値段で買えるというシステム。

NFTを買う基本の方法に慣れてきた方には、ぜひ選択肢のひとつとして、知っておいてほしい買い方です。場合によっては、値切った価格でほしいNFTを入手できる(かもしれない)お得な方法ともいえます。

ではさっそく、OpenSeaでオファーを出してNFTを買う方法を解説していきます!

目次

オファーとは何か

オファーとは、購入希望者がNFTの所有者に対して、希望価格を提示することです。所有者には、その価格を承認・拒否する権利がありますが、希望が通った場合、そのときの市場価格よりもお得にNFTを購入することができます。

OpenSeaの各NFTに表示されている固定価格は、売主が決めた出品価格です。ほとんどの場合は、この価格をみて買うか買わないかを判断することが多いと思いますが、予算が決まっている場合などにはオファーをすることで、費用を抑えられる可能性があります。

オファーのシステムのおもしろいところは、オファーを出すNFTは必ずしも出品されているものである必要がない点。つまり、所有者に売るつもりがなくてもオファーができるということ!

▲こちらはわたしのもっているMetaKozoの1つへのオファーです。出品していませんが、このようにオファーがきています。

どんぐり嫁

まちがえて承認を押しちゃいそうでちょっと怖い!(笑)

オファーが承認されたら、自動的に契約が実行されて、そのNFTは自分のものに。反対に、拒否されてしまったら、お金はちゃんと戻ってきます。

NFTはブロックチェーン技術を活用しているので、すべてのNFTについての取引履歴が誰でも確認できるようになっています。出品していないからといって、自分しか見れない状態ではないんですよ!

オークションとの違い

『価格を提示する』ときくと、オークションを思い浮かべるかもしれませんが、オファーとオークションは異なります。

オークションは、前提として、売主にそもそも売る意思があって開催されるもので、以下の2パターンがあります。

イングリッシュオークション
 (売主が最低価格を決めて、より高い金額で入札した人が買える方式)
ダッチオークション
 (売主が開始価格を決め、値下げしていく中でどこかで誰か買ってくれたらいいな方式)

買い手として、価格を提示するという点においては同じですが、オファーは、そのNFTが売りにでていなくても、とりあえず所有者に買う意思と金額提示ができる、というものです。

また、オークションの場合は、一番高い価格をいれた人がNFTを買うことができますが、オファーでは、必ずしもそうではありません。たくさんのオファーの中から、この人に売りたい!という形で所有者は選ぶこともできるので、その点もオークションとは異なります。

どんぐり嫁

とにかく『この値段で買いたいです、いかがでしょうか?』っていう意思表示をしておく感じだね。

OpenSeaでNFTを買う基本の流れ

OpenSeaでNFTを買う基本の流れのおさらいです。基本の6ステップ☆

1.暗号資産(仮想通貨)取引所で口座開設
2.イーサ(ETH)を買う
3.メタマスクでウォレットをつくる
4.メタマスクにイーサ(ETH)を送金する
5.OpenSeaとメタマスクを接続する
6.OpenSeaでNFTを買う

▼詳しい操作については、こちらの記事を参考にしてみてください!

オファーをしてNFTを買う方法

オファーをしてNFTを買う手順は、以下の4ステップです。

1.NFTのページにアクセスする
2.イーサ(ETH)をラップドイーサ(WETH)に交換する
3.Make Offer/オファーを選択する
4.署名をして、オファーを完了する

オファーをする場合の一番の面倒なポイントは、NFT売買の主要暗号資産(仮想通貨)のイーサ(ETH)ではできない点。イーサ(ETH)をラップドイーサ(WETH)に交換してはじめて価格提示ができます。

ラップドイーサへの交換方法を覚えたら、今後NFTを買う際の買い方の選択肢が増えます。1手順ずつみていきましょう!

どんぐり嫁

今回は、Kozoをお迎えしたい!という方向けにMetaKozoで説明していくね!

NFTのページにアクセスする

▲Discord内のオフィシャルリンクからOpenSeaを開きます。

どんぐり嫁

スマホからやる人は、アプリの「ブラウザ」からアクセスしてね!OpenSea内で検索するのは、偽物リスクが高いから禁止!

MetaKozoのOfficial OpenSeaページがこちら。かわいいKozoたちがお出迎えしてくれます☆

右上の『Connect Wallet / ウォレット接続』を選択しましょう。

『メタマスク』を選択します。

▲このような画面が表示されるので、『Accept and sign』をクリック。

▲ブラウザ拡張機能のメタマスクが呼び出されるので、ログイン・署名します。

▲好きなKozoを選んでくださいね!

▲今回は、このMetaKozo#2076にオファーを出してみようと思います! 

ここで、もう買うよ!という方は、『Add to cart /カートに追加』で完了ですが、今回はそのお隣の『Make Offer/オファー』を選択します。

▲Price/金額をみてみると『WETH』になってますね。
そして、適当に金額をいれてみると、You don’t have enough WETH / WETH 足りてませんよ とエラー表示が。

そこで、次にお手持ちのイーサ(ETH)をWETH(ラップドイーサ)に交換する作業が必要になります。

イーサ(ETH)をラップドイーサ(WETH)に交換する

どんぐり嫁

1ETH=1WETHだから、ETHさえもってればすぐにできるよ!

オファーしたい作品のページでそのまま、交換(スワップ)する方法と、メタマスクで行う2通りをそれぞれ解説します。

方法①オファーページでそのまま交換をする

オファーページの画面でETH→WETHを行う方法をご紹介します。

▲右下の『ADD WETH』を選択します。

▲WETHを選択します。

▲交換(スワップ)したいETHの数量を入力し、『Wrap ETH 』をおします。

▲ガス代を確認し、『確認』をおします。

どんぐり嫁

残念ながら、ETH→WETHにはガス代がかかるよ!

▲交換(ラップ)が完了したら、この画面になります。

方法②メタマスクで交換する

メタマスクでETH→WETHを行う方法をご紹介します。

▲画面右上のウォレットを選択すると、ETH→WETHと表示されるので、必要なETH/WETHの数量を入力します。

どんぐり嫁

残念ながら、ETH→WETHにはガス代がかかるよ!

▲ガス代を確認して、『確認』をおしたらWETHの入手完了です。

▲スマホアプリだとこんな感じです。
①『スワップを選択』②『WETHをタブから選ぶ』③『交換したいETHの数量』ご参考まで。

☆メタマスクにWETHが表示されていない場合

▲画面下部の『トークンをインポート』を選択し、『WETH』を追加しましょう。

Make Offerを選択する

WETHが入手できたら、いよいよオファーをします。
メタマスクで操作していた方は、OpenSeaのオファーしたいNFTのページに戻ります。

▲ 金額を入力し、Duration=(オファーをいれておく期間)を設定しましょう。最後に『Make offer』を選択。

どんぐり嫁

ベストオファーが0.29WETHだけど、必ずしもそれより高い必要はないよ!

署名をしてオファーを完了させる

最後の手順です。大事な署名!

▲ メタマスクの署名画面が表示されるので、内容を確認し『署名』をおします。

どんぐり嫁

オファーは、初回(はじめてWETHを使うとき)だけガス代がかかるけど、それ以降ははかからないよ!

▲一番下に、わたしのオファーが入りました!

オファーが通ると、メールアドレス登録がされていればメールアドレスに連絡が来ます。
登録していない場合でも、プロフィールを確認して実際にNFTがコレクションに追加されていればオファーが通ったことが確認できます!

オファーを出すときの注意事項

はじめてオファーをするとき

はじめてオファーをするときだけ、ガス代がかかります。新しい通貨、ここではWETHを使うときに発生するものなので、2回目以降には発生しません。

初回のときだけ気を付けてください!

If you’re making an offer in a currency you’ve never purchased with before, like WETH, you may be prompted to pay a one-off gas fee (network transaction cost) to allow your wallet to purchase with that particular currency. After you’ve enabled your wallet for trading, you’ll be able to make offers in the currency for free.

OpenSea

オファーをキャンセルするとき

オファーをキャンセルするときに、ガス代がかかるので注意してください。

▲一番下のわたしのオファーの右部分に『キャンセル』ボタンがあります。キャンセルするのは簡単ですが、お金がかかっちゃうことは覚えておきましょう。

NFTを安く買いたいと思ってオファーを出したのに、キャンセルしたくなってガス代だけとられるなんてくやしいですよね!

まとめ

今回は、OpenSeaでオファーしてNFTを買う方法をご紹介しました!

ポイントはETH→WETHの交換方法ですが、その手順さえわかってしまえば、オンラインショッピングと同じシンプルさです。もちろん、通常の提示価格(出品価格)で買いたいという方はいままで通りの買い方で問題ありません。

ただ、今回ご紹介したオファーをすることで、少し節約できる買い方も選択肢としてあるよ~というのを知っていただけたら嬉しいです!

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